福岡県久留米市の飛距離・ヘッドスピードアップ専門ジムです!
「腰をもっとまわせ!」
ゴルフをやっていれば、よく耳にするアドバイスです。
しかし、その
「腰をもっとまわせ!」
というアドバイスには注意が必要です。
【そもそも腰はまわらない】
まずは、体の構造について
背骨(脊柱)は、上から頸椎、胸椎、腰椎。
そして、骨盤・股関節。
頸椎=スタビリティ関節
胸椎=モビリティ関節
腰椎=スタビリティ関節
スタビリティ関節・モビリティ関節とはなにか?
簡単に言うと、
・スタビリティ関節=大きな動きに適していない
・モビリティ関節=大きな動きに適している
みなさんが腰と言っているのは、腰椎のことです。
その腰椎というのは大きな動きに適している場所ではありません。
骨盤を動かないように固定して、腰を動かしてみてください。
ほとんど動かすことができないのがわかると思います。
腰をまわせ!と言われ、頑張って腰椎で体を捻ろうとすると、
動かない関節である腰椎に大きな負荷がかかってしまいます。
そうすると腰痛やぎっくり腰。
ひどい場合には、腰椎ヘルニアなどになってしまう可能性もあります。
【腰をまわせと言われたらどうすればよいのか?】
では、腰をまわせ!と言われたらどうすればよいのか?
それは、動くところを動かせば良いのです!
動く場所というのは、胸椎と股関節です。
股関節も大きな動きに適しているモビリティ関節です。
腰椎は安定させ、
胸椎と股関節を使って体を捻ります。
胸椎と股関節を正しく動かせるようになると、
腰にかかる負担が減り、可動域も大きくなり、力強いスイングができるようになります。
【まとめ】
動かない関節の腰椎で無理して体をまわそうとすると、
ケガや腰の痛みの原因となります。
腰をまわせ!は腰をまわすのではなく、胸椎・股関節をしっかり動かすことです。
正しい体の動かし方を学んで、ケガや痛みがない状態でプレーできるようにしましょう!
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