■ 頑張ってるのに疲れが取れない…そんな人はいませんか?
「体力がなくて疲れやすいから、運動して体力をつけよう!」
そう思って筋トレや有酸素運動を頑張っているのに、なかなか効果を感じられない。
そんな方、意外と多いです。
その原因、本当に体力不足でしょうか?
もしかすると疲れやすさの原因は、“緊張”が強すぎて無駄な力が入っているからかもしれません。
■ 体力をつける前にリラックスを
疲れやすい方の多くは、身体が常に緊張状態にあります。
そんな方にとって大事なのは、鍛えることよりもまずリラックスすること。
リラックスすることで、身体の疲労感が軽減される可能性があります。
■ 自律神経と疲労感の関係
「交感神経」「副交感神経」という言葉は聞いたことがあると思います。
交感神経が優位になると、身体は緊張状態に。
常にエネルギーを消費してしまうため、疲れやすい身体になってしまうのです。
逆に、副交感神経を優位にできれば、リラックスできる身体になります。
■ 副交感神経を働かせるカギは「呼吸」
副交感神経を優位にするには、呼吸を整えることが大切。
特に「しっかり息を吐ける」ことがポイントです。
ところが、多くの方が吸うことばかり意識していて、吐くための筋肉が弱くなっています。
■ 吐く力をつけるには「腹筋」
呼吸でしっかり息を吐くには、腹筋の力が必要です。
腹筋を鍛えることで、呼吸数を落とすことができ、自律神経のバランスが整っていきます。
■ 息を吐けるようになる腹筋トレーニング
【手順】
- 仰向けに寝て、腰の隙間ができないようにする
(バスタオルを腰の下に置くと意識しやすい) - 膝でボールやクッションを挟む
- 息を吐きながら身体を少し起こす
(腰でタオルを押し潰すように) - 腹筋の収縮を感じながら、5回程度繰り返す
【ポイント】
- 息を吐きながら動作をすることで、腹筋の収縮を感じやすくなります。
- 正しくできていれば、5回でもかなり効きます!
- 「楽すぎる」と感じる場合は、腰が反っていて腹筋に力が入っていない可能性があります。
- 腰を丸める意識を忘れずに。
■ まとめ
疲れやすい原因は、「体力がないから」ではないかもしれません。
緊張によってエネルギーを無駄に消費している状態であれば、リラックスすることが最優先。
そのために「正しく呼吸ができる身体」、つまり息をしっかり吐ける身体を目指しましょう。
鍛えるだけではない、「整えるためのトレーニング」。
ぜひ日々の習慣に取り入れてみてください!
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