自律神経と健康 – ストレスや体調不良、ダイエットとの深い関係
こんにちは、久留米市のパーソナルトレーニングジム Acegym です。
30代後半を過ぎた頃から「疲れやすい」「痩せにくい」「何となく体調が優れない」と感じていませんか?
実はその不調の原因、あなたの自律神経が関係しているかもしれません。
本記事では、自律神経と健康の関係、乱れた自律神経を整える具体的方法。
そして自律神経とダイエット(痩せにくさ)の関係について解説します。
1. 自律神経と健康の関係
自律神経の仕組みと役割
自律神経は、交感神経(体を活動モードにする神経)と副交感神経(体をリラックスモードにする神経)の2つから成り立っています。
私たちの意思とは無関係に、心臓の拍動や呼吸、血圧、消化などをコントロールし、環境の変化に応じて体内の状態をベストに保とうとしています。
交感神経と副交感神経の役割
自律神経 | 役割 | 主な働き |
---|---|---|
交感神経 | アクティブモード | 心拍数増加、血圧上昇、エネルギー供給 |
副交感神経 | リラックスモード | 消化促進、心拍数低下、身体の修復 |
日中は交感神経が優位になり、夜やリラックス時には副交感神経が優位になります。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れでこのバランスが崩れると、体調不良が起こります。
自律神経が乱れるとどうなるのか
自律神経が乱れることで、以下のような症状が出ることがあります。
頭痛や肩こり
不眠や疲労感
胃腸の不調(便秘や下痢、胃もたれ)
動悸や息切れ
倦怠感やめまい
特に交感神経が過剰に働きすぎると、常に身体が緊張状態になります。
また、副交感神経がうまく働かないと、リラックスできずに疲れが取れにくくなることも。
その中でも多くの人が交感神経が優位になっており、常に緊張状態になってしまっています。
体調不良やストレスとの関連
例えば、仕事のストレスが続くと交感神経が過剰に働き、心拍数や血圧が上がります。
これが慢性的に続くと、慢性疲労や睡眠障害、消化不良につながります。
さらにストレスホルモンのコルチゾールが増加することで、脂肪がつきやすくなり、「ストレス太り」の原因にもなります。
2. 自律神経を整える方法
1. 呼吸法
深い呼吸を意識するだけで、副交感神経が優位になり、リラックスできます。
腹式呼吸のやり方
鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹を膨らませる。
吐くときは口からゆっくりと、お腹をへこませるように。
5秒吸って、5秒吐くリズムで繰り返す。
ポイント:
「吐く時間を長くする」ことで副交感神経が刺激され、心拍数が落ち着きリラックスします。
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2. 運動の取り入れ方
適度な運動は自律神経のバランスを整えます。
特に有酸素運動は呼吸を整え、副交感神経を優位にし、ストレス解消に効果的です。
おすすめの運動
朝のウォーキング(15分〜30分)
ヨガやストレッチ
呼吸を意識したピラティス
運動後には副交感神経が働きリラックスできるため、夜の睡眠の質も向上します。
3. 食事の見直し
自律神経を整えるには、栄養バランスの取れた食事が重要です。
意識したい栄養素
栄養素 | 効果 | 食材例 |
---|---|---|
ビタミンB群 | 神経の働きをサポート | 豚肉、レバー、卵 |
マグネシウム | リラックス効果 | ナッツ、葉野菜、玄米 |
オメガ3脂肪酸 | 炎症の抑制 | 青魚、くるみ、亜麻仁油 |
4. 睡眠の改善
質の良い睡眠は、自律神経のリセットに重要です。
改善ポイント
寝る90分前にはスマホを見ない
ぬるめの湯船に浸かる(38〜40度で20分ほど)
寝る前に深呼吸をする
3. 自律神経とダイエットの関係
自律神経が乱れると、痩せにくい原因になります。
特にストレスによる交感神経の過剰な活動は、コルチゾールの分泌を増やし、内臓脂肪を蓄積させます。
痩せにくい原因
ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰分泌
食欲を刺激するホルモン(グレリン)の増加
睡眠不足による代謝の低下
4. まとめ
自律神経の乱れは、体調不良やストレス、ダイエットの成功に大きく影響します。
呼吸法・運動・食事・睡眠を見直し、ストレス管理を意識することで、自律神経を整え、健康的な身体と理想の体型を目指しましょう。
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